理事長挨拶

NPO法人筑波脳神経外科研究会を代表して

NPO法人筑波脳神経外科研究会理事長
県南病院院長
塚田篤郎

このたび2014年6月23日に特定非営利活動法人(NPO法人) 筑波脳神経外科研究会が設立に至り、設立時の理事長を拝命することになりました。

さて、本会の前身である筑波大学脳神経外科同門会が本法人に移行した経緯とこれからについて簡単に述べさせていただきます。2014年2月の同門会総会は第15回でありましたが、同日に開催された筑波脳神経外科研究会は第32回であり、我々同門が30年以上にわたり一致協力して培ってきた筑波大学脳神経外科の歩みそのものであります。2代目教授であられた能勢忠男先生が組織として正式に筑波大学脳神経外科同門会を立ち上げられ、15年が経過したということです。幸い他科と比べても、脳外科のまとまりはすこぶる良く、個々の人間関係も円滑でさしたる困難もなく、同門会の運営がなされてまいりました。現在、会員が110名を超える大所帯となり、県内外の関連施設も増加しており、今後益々地域医療の核としての重要性が増していくと思われます。

前身の同門会の主な事業は同門会誌の発行、総会および懇親会の開催、筑波脳神経外科研究会の開催、会員が主催する学会等への補助、賞の授与、日本脳神経外科学会関連の学会・行事などへの賛助などでしたが、他に秘書の給与、脳神経外科ホームページの運営費、文書通信費、学生、研修医の勧誘費用などに対しても一部補填をしておりました。組織の拡大に伴い、単なる緩やかなつながりの仲良しグループから脱皮して法人格を持つということが重要な時期に差し掛かっていると思われ、約2年前から役員会で構想を練り、前述のように複数回、会員の皆様にお諮りし、今回のNPO法人化への準備を進めてまいりました。今までの会則における会の目的は、「会員相互の親睦、並びにグループの発展を通じて医学の進歩、発展に寄与する」とありますが少々具体性に欠き、やや内向きな感がありました。これを「脳神経外科の教育・研究支援を行うとともに、研究会・学会及び機関誌等の発行を行い、脳神経外科診療・地域医療の連携強化や知識の啓発を図り、医学の進歩発展と国民の健康増進に寄与する」等に改め、より具体的かつ広く社会に貢献する旨を強調しました。

筑波大学が国レベルや県内で、研究、教育、臨床を牽引して行くのは言うまでもありませんが、今や大学をはじめ、研究施設、行政関係、公的病院、医療法人、個人開業など様々な分野にいる我が筑波大学脳神経外科同門会員、ならびに同じ志を有する近隣の医療関係者が力を合わせることにより県民や国民の医療にいくらかでも貢献できればと思うところであります。また、居住可能な面積が広く、人口当たりの医師数が極めて低く、しかも医師数において地域格差が顕著で、交通事故も脳卒中が多い茨城県において我々NPO法人筑波脳神経外科研究会が必要とされる場面は非常に多いと思われます。今後とも皆様の力をお借りして、組織をよりしっかりとしたものにして行く所存でございます。


役員名簿

役  名氏  名所  属
理事長 塚田 篤郎
副理事長 松村 明
理事 鮎澤 聡
理事 鯨岡 裕司
理事 石川 栄一
理事 山崎 友郷
理事 阿久津 博義
監事 小松 洋治